vSwitch でミラーリングを設定する
標準スイッチでは、分散スイッチと異なり、ポートをミラーリング機能をサポートしていませんが、任意の仮想マシンにパケットをミラーする事が可能です。標準スイッチの作成「Networking」タブで「Virtual switches」を選択し「Add host Networking」をクリックします。「Virtual Machine Port Group for a Standard...
View ArticleVMware のマルチパス機構について
VMware のデフォルトのマルチパスプラグインは、NMP(Native Multi-Pathing Plugin)と呼ばれる汎用のマルチパスモジュールです。NMP は SATP(Storage Array Type Plugin)と PSP(Path Selection Plugin)で構成されます。SATP 物理パスに関連付けられ、パスのフェイルオーバを制御します。PSP どの物理パスを使用して...
View ArticleVMware Auto Deploy インストール ❶
vSphere5 で Auto Deploy を使用する場合に必要なコンポーネントは以下のとおりです。VMware ESXi5 サーバー PXE ネットワークブート対応 NIC を搭載していること。PXE ネットワークブート対応 NIC の MAC アドレスを事前に把握していること。Enterprise Plus のライセンスが必要。DHCP Server Windows2008R2...
View ArticleVMware Auto Deploy インストール ❷
前回の記事「VMware Auto Deploy インストール ①」の続きになります。ESXi が PXE ブートで起動するとデフォルトのデプロイルールに基づき vCenter に自動で登録されます。最初に起動した ESXiを構成します。後に展開する ESXiホスト群の参照ホストとなるため、共通設定であるパラメータを全て設定します。(パスワード、シスログ、クラスタ、ストレージ、ネットワーク...
View ArticleVMware ESXi のドメイン参加
VMware ESXi をドメインに参加させ、Active Diractory 上のユーザーでログインする事が可能です。 ESXi5.0 における手順は以下のとおりです。対象のホストを選択し[構成タブ]の[認証サービス]から、プロパティをクリックします。ディレクトリサービス種別の選択で、Active Directory...
View ArticleVMware ESXi Software Initiator 設定ポイント
ソフトウェアイニシエーターを使用する際、ポイントとなる設定を紹介します。Route の設定ストレージセグメントが、ESXi と別セグメントにある場合、静的ルートが必要な場合があります。具体的には、デフォルトルートを Management ポート等、他の vmkernel ポートで設定している場合です。(vmkernel で指定できる G/W は1つのみで、後から指定した G/W...
View ArticleESXi シェル/SSH 有効時の警告について
ESXi 4.1 Update1 以前では、Remote Tech Support モード(SSH)または Local Tech Support モードを有効にすると、次のような警告メッセージが vCenter Server に表示されていました。構成の問題 ホスト localhost.localdomain の Local Tech Support モードが有効になっています。ホスト の...
View ArticleVMware vCenter Multi-Hypervisor Manager インストール
vCenter から、Hyper-V を管理可能な"VMware vCenter Multi-Hypervisor Manager 1.0"がリリースされました。現時点では、Microsoft 社のHyper-V2.0 のみが管理対象となります。 vCenter Multi-Hypervisor Manager は、vCenter Server5.1 以上で利用可能で、vSphere...
View ArticlevSphere 5.1 Web Client について
vSphere 5.1 では、vSphere の全ての新機能*1は vSphere Web Client 経由でのみ利用可能となっています。従来の vSphere Client は、vSphere 5.0 と同じ機能セットをサポートしますが、vSphere 5.1 の新機能は使用できません。また、次期バージョン以降は、この vSphere Web Client...
View ArticlevSphere Web Client での仮想マシン作成例
本例における前提条件は、下記のとおりです。vCenter Server 5.1 及び、vSphere Web Client がインストール済みです。vSphere ESXi 5.1 が vCenter に addhost 済みです。クライアントは、Firefox 17.0.1 を使用します。共有ストレージは使用しません。vSphere Web Client...
View ArticlevSphere 5.1 の vMotion について
vSphere 5.1 では、共有ストレージなしで vMotion が可能となりました。注意点として、従来の vSphere Client では、この機能は使用できず、vSphere Web Client でのみサポートされています。共有ストレージなしの vMotion を実行するためには、従来どおり vMotion トラフィックに対応した[仮想ネットワークの設定[が必須です。以下、設定及び...
View ArticlevSphere 5.1 VDS 構成のバックアップとリストアについて
vSphere Distributed Switch(VDS)構成は vCenter Server で管理され、すべての仮想ネットワーク構成の詳細情報は VMware vCenter Server データベースに格納されます。vSphere 5.1 には、VDS 構成情報をバックアップおよびリストアする機能が追加されています。これにより、vCenter Server...
View Article仮想環境における CPU パフォーマンス管理について
仮想環境における CPU パフォーマンス管理のポイントとして、CPU 使用率に加えて、CPU の競合状態を把握する事が挙げられます。一般的に CPU を起因とするパフォーマンスの劣化が発生した場合は、以下の要因が考えられます。ホストのサイジングの問題:仮想マシンに割り当てている CPU の個数が適当ではない。ゲストのサイジングの問題:仮想マシンに割り当てている vCPU...
View ArticlevSphere PowerCLI 覚書
セキュリティポリシーの変更(スクリプトの実行を許可)PS C:\> Set-ExecutionPolicy RemoteSignedvCenter サーバーへ接続PS C:\> Connect-VIServer -User Administrator@vsphere.local -Password P@ssw0rd 192.168.1.10新規データセンタの作成PS C:\>...
View ArticleWindows Server Backup を使用した vCenter のバックアップ
Windows Server Backup を使用して、vCenter Server のバックアップが可能か、検証してみました。結果は、問題なくリストア可能でしたが、簡易環境での結果なので、参考程度としてください。検証環境Windows Server 2008R2 に、vCenter Server5.0 をインストールし、ESXi5.0 を登録する。ESXi 上にゲスト:Windows7...
View ArticleVMware スナップショットの注意点
スナップショットを削除した際、仮想マシンが数分間停止する事象があったので、メモしておきます。出典:A snapshot removal can stop a virtual machine for long time (1002836)スナップショット作成時の動作スナップショットを作成すると、delta.vmdk...
View Articleスナップショットを削除するスクリプト
セキュリティポリシーの変更(スクリプトの実行を許可)PS C:\> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned対象の仮想マシンのスナップショットを削除するスクリプト例になります。※-RemoveChildren...
View Articleメモリのバルニーングについて
バルーンニングの概要仮想マシンで、アイドル状態のメモリ量が多いサーバから、メモリを解放して、別の仮想マシンに割り当てる機能です。具体的には、VMware Tools をインストールした際、仮想マシンに実装されるバルーンドライバが、以下のような処理順序で機能します。ホストのメモリに余裕がある場合、VMkernel は、バルーンを発動させません。ホストのメモリに余裕がなくなってくると、VMkernel...
View ArticlevSphere Management Assistant(vMA)について
vMAとはvSphere Command Line Interface(vCLI)等のコンポーネントを含む無償の仮想アプライアンスです。こちらからダウンロード可能です。vMA の使い方(例)ドメインへの参加> sudo domainjoin-cli join example.com AdministratorvMA ドメイン参加状況確認> sudo domainjoin-cli...
View ArticlevSphere Web Client でゲストへ接続できない問題について
vSphere Web Client で仮想マシンのコンソールを開く際、下記のように「サーバ名を解決できませんでした」というエラーが表示される場合があります。考えられる原因の1つとして、クライアントから vCenter 及び、ESXi サーバの名前解決ができていない可能性があります。この場合、DNS を使用するか、下記のように hosts に登録する事で収束します。# Copyright (c)...
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